仮交際における「LINEやメール」で気をつけるポイント

仮交際における「LINEやメール」で気をつけるポイント

本マッチングしたら、LINEやメール・電話などでやりとりが始まりますよね。
お互いにお忙しいと思いますので、電話よりもLINEやメールでやりとりするケースの方が多いと思います。

その際に、何も考えずに思ったようにお相手に送るのはよくありません。
なぜなら、LINEのやりとりがまずいと、会う前からお相手が交際終了を考える可能性すらあるからです。

「本マッチング後、1回は実際に会うルールになっていたから会いましたが、それまでのやりとりでなんか違うなって感じていたので、1回お会いしたら交際終了しようと思っていました。」という声をいただいたこともありました。

そうならないために、本記事では本マッチングしてからのLINEのやりとりで気をつけるべきポイントを記載します。

設定は下記になります。

  • 本マッチングはしているが、まだお互いに好きとまでは言えず、これから少しずつ知っていきたいと考えている
  • 価値観がぴったり一致しているわけではない。価値観が合っているところもあれば合っていないところもある

本記事では、「男女共に気を付けていただきたいこと」「男性が気をつけるべきポイント」「女性が気をつけるべきポイント」に分けて書きますが、それは便宜的に分けて記載しているだけなので、男性であっても女性のポイント、女性であっても男性のポイントも読んでいただけると幸いです。

1番大切なのは「早めにお会いすること」

まずお会いしましょう

本マッチングが成立したら、早めにお会いすることを意識して下さい。
たくさんLINE・メール・電話したからといって距離が縮まることは、ほとんどありません。

なぜなら、お相手はまだあなたのことが好きではないからです。
「会いたいな」、とは思っていますが「好き」にはなっていません。

そのような段階でのやりとりは、厳し目のジャッジメントになってしまいがちです。
LINEをたくさんしたからといってプラスにはなりません。

まずは早めにお会いしましょう。
そして、LINEのやりとりでは、マイナスを避けることを意識しましょう。

LINEやメールが始まった際に、お互いに話し合って決めていただきたいこと

連絡頻度

普段どのくらいの連絡頻度や時間帯でやりとりしているのかお互いにヒアリングして、どのくらいのペースでやりとりするか決めておくと、その後がスムーズになります。

男女ともに気を付けていただきたいポイント

癖やこだわりを出しすぎない

本マッチングが成立したからと言って、最初から自分の癖やこだわりを出しすぎるのはやめましょう。なぜなら、お相手はあなたに対して興味は抱いていて、「会いたいな」、とは思っていますが、まだ好きにはなっていない段階だからです。
癖やこだわり・価値観がお互いに一致している場合は良いですが、たいていの場合、それらは人によって異なるものです。

そして、「自分のこだわりは受け入れて欲しいけれど、お相手のこだわりは受け入れたくない」と無意識に考えているものです。

最初から癖やこだわりを出しすぎると、お相手は実際にお会いする前に、「実は交際終了を決めていた」、なんてことにもなりかねません。

様子を見ながら慎重に進めて下さい。

どのタイミングなら癖やこだわりを表現しても良いの?

お相手があなたのことを充分に好きになってからにして下さい。そのタイミングが分からない場合は、真剣交際に入ってからにしましょう

お相手があなたのことを好きにさえなっていれば、癖やこわだりを受け入れてくれます。そのため、お相手に好きになっていただけるまでは、自分をお相手に合わせながらやりとりしていきましょう。

「お相手があなたのことを好きになってくれている」というタイミングが分からなければ、真剣交際に入ってからにしてください。

「真剣交際に入る=1対1のやりとり」なので、あなたに対して好意を抱いている可能性は高いです。
真剣交際に入ってから自分の癖やこわだりを出すようにしていきましょう。

男性に気を付けていただきたいポイント

男性にお願いしたいのは下記です。

  1. 連絡頻度を女性に合わせる
  2. 一定の連絡頻度でお返事する
  3. 長文を送らない
  4. 文章量をお相手に合わせる
  5. 分かりやすい文章にする
  6. 盛り上げる気がないお相手への対策

ひとつずつ解説します。

連絡頻度を女性に合わせる

記事の上の方に、「連絡頻度を決めておくようにしましょう」、と書いたのは連絡が多すぎる・少なすぎるで印象が悪くならないようにするためです。

女性会員様から連絡頻度のことで、「本マッチングした●●さんからあまり連絡が来ません、私に興味がないのでしょうか?」と運営に連絡をいただいたこともあります。
しかしながら、男性会員様からはそのような連絡をいただいたことはありません。

女性はそれだけ、お相手が自分に興味を持ってくれているかどうかを気にしているのです。

連絡頻度は事前に話し合いをし、なるべく女性に合わせるようにするとスムーズな交際になります。

一定の連絡頻度でお返事する

二人で決めた連絡頻度でお返事するようにして下さい。

例えば、女性が昼間に連絡し、男性が夜にお返事するのがお二人のペースになっていた場合、仕事が忙しいなどの理由で2.3日後に返信するのはよくありません。

「仕事が忙しくて次のお返事は●日になりそうです、ちゃんと考えてお返事したいので時間を下さい。」という簡単な内容でも構いませんので、女性からの連絡を放置せず、一定の連絡頻度でお返事するようにしましょう。

長文を送らない

長文は質問内容や言いたいことが分かりにくく読みにくいです。
自分のことを理解してもらいたい・価値観を共有したいと思うあまりに長文になってしまう男性は一定数いますが、女性で長文の方は少ない印象です。

長文を見ただけで「うっ」となる人は少なくありません。
長文は送らないようにしましょう。

文章量をお相手に合わせる

上で長文を避けましょう、ということを記載しましたが、文章量をお相手に合わせることが大切です。

文章量が多めの方にはそれと同じくらいに返し、少なめの方には少なめに返しましょう。

分かりやすい文章にする

一文を短かめにする。表現・言い回しはシンプルで平易なものにすると良いでしょう。

盛り上げる気がないお相手への対策

LINE・メールが苦手な方の場合、悪気はなくてもそっけない返信になってしまいがちです。
そういった場合は、まずはお相手が返信しやすいように工夫してみて下さい。

例)
【ビフォー】
男性:仕事は普段18時に終わります。
女性:返信なし

【アフター】
男性:仕事は普段18時に終わります。普段お仕事は何時頃に終わりますか?
女性:私も18時頃に終わります。話は変わりますが、お休みの日は何をなさっていますか?

例にあるように、簡単な質問をすると良いでしょう。その際、お相手が答えやすいような質問内容で、質問はひとつに絞ることが大切です。

アフターの方では、女性が「話は変わりますが、お休みの日は何をなさっていますか?」と質問をしてくれています。これはとてもありがたいことですが、中には、「私も18時頃に終わります。」だけしかお返事がない方もいると思います。

そのような方とやりとりしていると、どうしても一問一答になってしまって、これ以上話の広げようがないこともあります。

そういった場合、LINEやメールは苦手なのだなと判断し、電話で連絡をとることを提案してみて下さい。

男性編 仮交際における「LINEやメール」で気をつけるポイント

女性に気を付けていただきたいポイント

女性にお願いしたいのは下記です。

  1. 男性から質問されていることに対して回答をズラさない
  2. 質問を無視しない
  3. 突然脈絡のない発言をしないようにする
  4. 主語・述語をはっきりさせることで勘違いや気持ちのすれ違いを防ぐ

ひとつずつ解説します。

男性から質問されていることに対して回答をズラさない

質問と回答がズレてしまうと「話が通じない人」や「気が合わないかも…」と感じられ、印象が悪くなってしまうことがあります。

例①:話題がすり替わるパターン

男性:「最近観た映画で面白かったのありますか?」

女性:「最近全然映画観ていないんですよね。そういえばこの前新しいカフェ行きました!」

  • なぜズレてる?
    質問のテーマ(映画)に答えず、別の話題に勝手にすり替えてしまっています。
  • 改善例
    「最近映画は観てなくて…。ちょっと前に観た“〇〇”って映画は面白かったです!今おすすめありますか?」
  • ポイント
    「映画は観ていない」と一度正直に答えつつも、話題の軸(映画)をキープして質問を返すと自然です。

例②:質問の意図をくみ取れていないパターン

男性:「土日は何してることが多いですか?」

女性:「仕事は月~金なので、土日は基本的にお休みです。」

  • なぜズレてる?
    休みかどうかを聞かれているわけではなく、「どう過ごしているか」を聞いています。
  • 改善例
    「土日はカフェで本を読んだり、ジムに行ったりしています。〇〇さんはどんな過ごし方していますか?」
  • ポイント
    質問の“意図”をくみ取り、生活の雰囲気が伝わる具体例を返すと良いと思います。

質問と回答がズレないコツ

話題をすり替えない・答えたあとに関連づけることがコツです。

質問を無視しない

男性:休みの日は何していますか?また、話題が変わって恐縮ですが、好きな食べ物はなんですか?

女性:休みの日はヨガ教室に行って過ごすことが多いです。

男性:そうなんですね、楽しそうで良いですね。ところで好きな食べ物を伺っても良いですか?

上記の例では男性は2つ質問していますが、女性はその内の1つにしか答えていません。
そのため、男性はもう1度同じ質問を繰り返すことになってしまっています。

仕事でのコミュニケーションに慣れた男性・合理的な男性の中には、このようなやりとりを手間と感じる方もいます。
お相手からの質問に対しては無視せず答えるようにしましょう。

突然脈絡のない発言をしないようにする

例)
女性:私最近ベルギービールが好きなんです♪

男性:「そうなんですね」(???・・・、いきなりなんだ?)

やりとりに慣れてきた頃、お相手に対して甘えが出てきて、このように突然脈絡のない発言をする方がいます。
直感的で感覚派の女性に多い印象です。

上記のような前後の文脈がまるでない発言は男性を疲れさせてしまいます。
「不思議ちゃん」「マイペースな人」「思いやりがない人」「気配りができない人」などと思われ、男性のタイプによってはそれだけでアウトだと判断される場合もありますので気を付けましょう。

改善例)
女性:今日会社で好きなお酒の話になったんです。聞いてくれますか?

男性:うん、聞きたいです。○○さんはどんなお酒が好きなんですか?

女性:私最近ベルギービールが好きなんです♪△△さんはベルギービール飲んだことありますか?

男性:私は飲んだことありません。でもとても興味があります。もし良かったら、今度一緒にベルギービールのお店に行きませんか?

「ベルギービールが好き」という発言に至った経緯を事前に説明することで、お相手はその話題を受け取りやすくなります。
いきなり思ったことを言わない、ニッチな話題に触れる時には、事前に背景知識をお相手と共有するなどの配慮が必要です。

特にやりとりに慣れてきた頃に、このようなことが起きがちですので、気を引き締めていきましょう。

主語・述語をはっきりさせることで勘違いや気持ちのすれ違いを防ぐ

お相手とのLINEでは、「主語や述語があいまい」だと、

  • 何を言いたいのか分からない
  • 誤解される
  • 気持ちが伝わらない
    といったことが起こり、すれ違いやすくなります。

以下に、主語や述語があいまいで分かりにくいやり取りの例と、その改善例をいくつかご紹介します。

例①:誰のことか分からない

  • NG文:
    「行きたいっておっしゃっていたから、予約しておきました。」
    →「誰が?」「どこに?」があいまいで、意図が伝わりにくい。
  • 改善例:
    「〇〇さんが行きたいっておっしゃっていた△△カフェ、○月△日の土曜日に予約しておきました!」
    →主語(〇〇さん)と目的(△△カフェ)を入れることで、スッキリ伝わります。

例②:行動の対象が不明

  • NG文:
    「一緒に見たあれ、よかったですね。」
    →「“あれ”って何?」「どのときの話?」と相手を混乱させる原因に。
  • 改善例:
    「先週一緒に観た映画、“君の名前で僕を呼んで”、すごくよかったですね!」
    →名詞をしっかり入れて、時期・内容が明確になります。

例③:主語が省略されて不安を招く

  • NG文:
    「ちょっと疲れてると思うので、今日はやめておきたいです。」
    →「自分が疲れてる」のか「相手に気を遣ってる」のかが不明瞭。
  • 改善例:
    「申し訳ないのですが、私、ちょっと疲れていて。今日は○○さんにお会いできるの楽しみにしていたのですが、別の日にしていただけると助かります。○日・△日・□日のいずれかでお会いできると嬉しいのですが、○○さんのご都合はいかがですか?今日は本当に申し訳ございません。」
    →主語(自分)を明確にするだけで、誤解を防ぎやすくなる。

例④:気持ちが伝わらない抽象的な表現

  • NG文:
    「たまにそういうの、微妙だなって思います。」
    →「何が?」「どの話?」と相手を不安にさせる表現。
  • 改善例:
    「○○さんから連絡が急に少なくなると、私少し不安になることがあるんです。もしできれば1日1回は○○さんから連絡いただけると嬉しいな。」
    →「何がどうなのか」「何を伝えたいのか」を具体的に言うと、すれ違いが減ります。

主語・述語があいまいなLINEの改善ポイント

  • 「誰が・何を・なぜ」を意識して書く
  • 「これ・それ・あれ」だけで済まさず名詞を使う
  • 抽象的な感情は、理由や具体例を添えて表現する

主語が曖昧なLINEは「雑」「気持ちが伝わってこない」と感じられやすく、交際中の温度差や不安を生みやすくなります。
ちょっとした表現の見直しで、お互いの心地よさがぐっとアップしますので、チャレンジしてみて下さい。

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